ご挨拶
東海大学総長
松前達郎
東海大学札幌キャンパス第14回建学祭の開催を学生の皆さんと共にお祝いしたいと思います。建学祭は、日ごろの学習や研究、課外活動などの成果を発表し、仲間や地域社会とのつながりを広げ、深める貴重な機会です。札幌キャンパスの建学祭は、毎年新緑の季節に開催されます。生命力に溢れた6月の北海道で、学生の皆さんは可能性を大いに飛躍させ、新しい時代を切り拓くための創造の場としていただきたいと思います。また、4月からの短期間で準備を整えられたその努力に敬意を表し、心から成功を祈念いたします。
今回の建学祭のテーマは、「Re motion」です。「Re」には昨年度、開催できなかった建学祭をもう一度、「motion」には運営するという意味が込められていると思います。この経験は、将来の可能性を高めるとともに、これからの人生の中で輝きを放ち、活力の源泉となるでしょう。
最後になりましたが、建学祭の開催にあたり、ご支援を賜りました地域の皆さま、関係者の皆さまに深甚なる感謝を申しあげ、あいさつといたします。
東海大学学長
山田 清志
東海大学は現在人々のQOL(人生の質)の向上に資するための様々な取り組みを続けています。「先駆けであること」をモットーとし、創立者松前重義博士の想いも受け継ぎ、未来へ向けて本学の存在感を示していきたいと思います。
東海大学建学祭は、学生の皆さんが一致団結し自主的な企画・運営のもとに行なわれるもので、諸活動の成果を学内外に広く披露すると共に、親睦を深めることを目的としております。同時に、創立者の理想と先輩たちが創り上げてきた歴史を思い起こし、建学の原点を見つめなおす大切な機会であります。
湘南、代々木、高輪、伊勢原、清水、熊本の6キャンパスでは、建学記念日の11月1日に合わせて、毎年各々特色を生かした建学祭を開催しています。一方、札幌キャンパスにおいては、よりコミュニティーに開かれたキャンパスを目指し、北の大地が夏に向かって輝き始める6月に開催しております。
今年のテーマ「Re motion」は、昨年開催できなかった建学祭をもう一度という意味の「Re」に、遠隔の「Remote」をかけたもので、学生たちの昨年度からの熱い思いと、新たな様式であるオンラインでの建学祭を体感・想像いただけるものと思います。
春から準備と努力を重ねてこられた建学祭実行委員会、学生会、クラブの皆さんを称えると共に、成功を心からお祈りいたします。また、日ごろから本学の諸活動にご支援いただいている地元住民、自治会、企業の皆さまに厚くお礼申し上げます。
東海大学
札幌キャンパス長
網野 真一
東海大学札幌キャンパスの建学祭の開催をお喜び申し上げます。コロナ禍のもと、2020年度の建学祭は中止せざるを得ませんでした。今年度はオンライン中心という形ですが、建学祭が開催できることを大変うれしく思います。多くの制約のなかで準備を進めてこられた実行委員会、学生会等の皆さんの努力を称えたいと思います。また、今年度の開催にご支援をいただきました総ての皆様に深く感謝を申し上げますとともに、学生に助言や激励を与えて下さった教職員に敬意を表します。
建学祭は何よりも学生の主体的な取り組みによって行われるものです。その活動の中で日頃の授業や課外活動とは異なった仲間、教職員、地域との関係に気づき視野を広げてください。これまで知らなかった友人の一面や自分と地域との結びつきに触れることは、新たな成長の糧となるものです。オンラインでの開催では、これら本来の目的を十分に達成することが難しいかもしれません。しかし、今年のテーマは「Re motion」と伺っています。私たちがコロナ禍を乗り越えた時に、この復活が、さらに継続・発展の契機となっている建学祭であることを期待しています。
東海大学は2022年度に大きな改革を計画中で、札幌キャンパスも「ウチムラカンゾウカレッジ札幌」として正式にスタートします。この札幌キャンパスが札幌教養部から4年制の学部となったのは1988年で、その年度中に昭和が平成になりました。そして元号はすでに令和となっています。建学祭には「建学」の二字が入っていますが、建学祭が受け継がれてきたことにも思いを馳せて欲しいと思います。そして、校門付近にある内村鑑三記念碑にも記されているように、創立者がこの北海道の地に教育機関を設置した思いを、改めて確認する契機にもして欲しいと思います。北の大地と自然豊かなキャンパスに相応しい建学祭が今後も継承されていくことを願っています。
建学祭の成功を心より祈念いたします。
東海大学札幌校舎
学生会 会長
竹村 汐海
今年も建学祭の季節がやって参りました。コロナ禍という状況下で開催できる事を大変嬉しく思います。昨年度は中止となってしまいましたが、今年度はオンライン上での開催となり、これまでとは違う建学祭を楽しんでいただけると思います。
本年度は『Re motion』をテーマに掲げ、昨年度実施できなかった思いを本年度の建学祭にぶつけていきたいと思います。更にオンライン開催を活かしたイベントが多数あり普段とは違った空気が味わえるのではないでしょうか。
また、ご来場される皆様、建学祭実行委員会、教職員の方々、企業の皆様のご協力のおかげで、建学祭を開催できることに心より御礼申し上げます。
改めましてコロナ禍という状況下で開催できる事に感謝し、来場される皆様を日常とは違う世界へお連れします。それでは、東海大学札幌校舎建学祭をお楽しみ下さい!
東海大学札幌校舎
建学祭実行委員会
委員長
今岡 結衣
この度、第14回東海大学札幌校舎建学祭を開催でき、嬉しく思います。昨年度はコロナ禍により、建学祭は中止となってしまいましたが、今年度はオンライン開催となりました。テーマは「Re motion」です。昨年度、開催できなかった建学祭をもう一度運営するという意味を込めています。また、オンライン上で遠隔で行われるということで「remote」とかけています。オンラインという新しい形で皆様にお届けできたらと思います。
建学祭は、教職員の方々、企業の方々、そして建学祭に参加してくださるお客様、建学祭に関わる全ての方のおかげで開催することができます。
昨年度開催できなかった悔しさものせ、皆様の思い出の一部となる建学祭になれば幸いです。オンラインということでいつもと違う企画にいつもと違う参加方法で、いつもと違う建学祭を楽しみましょう!